コロナ禍で渡韓が難しい状況でしたが、無事に運航再開したとのことで乗船してきました。
今回は、2020年に購入した「スーパー早期割引 デラックススイート10,000円券」を利用しました。

大阪港国際フェリーターミナルは初利用でしたが、改装工事中で簡素な待合室しかありませんでした。
現時点で定期便は少ないですが、2025年の万博に向けて利便性が高まることが望まれます。
乗船手続きや出国はとてもスムーズで、窓口ではK-ETAとVisit Japan Webの登録確認が行われます。

船内に入るとロビーが広がり、ピアノまで置かれています。
すでに日本と少し違う異国の香りが漂い、旅の始まりを感じさせます。
客室のデラックススイートは往路が左舷、復路は右舷で、異なった雰囲気を楽しめました。
ベッドの上には船長のサイン入りウェルカムメッセージとキャンディーのサービスが！
また、アメニティも豊富で冷蔵庫にはミネラルウォーターもありました。
テレビは日韓両方の番組が視聴でき、セーフティビデオと船首からの映像を流すチャンネルもあります。
シャワールームは少々狭くはありますが、十分な水圧でした。
なお、サウナルーム（大浴場）も利用でき、こちらでは広々と入浴することができます。
ただし、サウナはコロナ対策で使用停止となっており、大浴場のみの利用です。
また、時間帯によって湯船のお湯が少なくなっているのでセルフサービスで追加しました。

お楽しみの食事は韓国食メインですが、大阪行きでは日本食も多く提供されました。
様々な種類のキムチが楽しめ、プルコギやヤンニョムチキンなどは本格的な味です。
朝食はシリアルの種類がとても豊富でした。なお、韓国の方にはうどんが人気のようです。
食後はThe PARADISEでコーヒータイムを楽しみました。
このラウンジは、クルーズゾーン客室の人のみ利用できるのですが、現在は個室を中心にフェリー乗船券が販売されているため、乗客のほとんどの方が利用できるようでした。
そのため時間帯によっては入口が施錠されず、開放状態になっていました（笑）

甲板で流れ行く景色を眺めたり、ゆっくり読書をしていると、長いと思っていた船旅はあっと言う間に感じました。